2021/02/16 18:19


ウスネオイデスについてお客様からよくある質問をまとめてみました。




Q.ウスネオイデスって何者?

A.一般にエアプランツと呼ばれているチランジア種の仲間です。

ブロメリア科(パイナップルの仲間)の主にティランジア属。

葉から水分を吸収するため、根っこがありません。

米南部から中米、南米まで幅広く分布し、野生では主に樹木に着生という形態で生きています。


Q.生きてるの?

A.もちろん!

植物なので動いたりはしませんが、風に揺られてわさわさする姿はとても優雅で愛おしいです。


Q.育てるのは難しい?

A.パッとみても、元気なのか枯れているのかわかりにくくて、気づいたら枯れていた・・。というお話をよく聞きます。

風と水を適度に与えられれば、育てるのは難しくありません。1日、もしくは2日おきに水遣りができれば、あまり枯れることはありません。

毎日世話をしたら成長スピードも早くなりますし、わたしたちの期待に大いに応えてくれる植物です。

ただ、意外と「かまってちゃん」な生き物なので、そのことを知らずに過剰な放任主義を貫いてしまうと、間違って枯らしてしまうことがあるのかも知れません。


Q.虫の心配はいらない?

A.土がないため、あまり虫がつかないのもこの植物の素敵なところです。

でも枯れた箇所をそのまま放置していると、蒸れたり腐ったりして、虫が出る可能性が上がります。

清潔にしておけば、あまり心配はいらないでしょう。



Q.ウスネオイデスを紐でくくってたら、そこから茶色くなり始めました

A.うまく育てて、どんどん葉先が伸びていくと、根元側が役目を終えて枯れてゆきます。

うまく育てても、根元側は徐々に枯れていくので、くくっていたところが茶色くなるのもある程度はは仕方のないなことかと思います。

当サイトで販売している、

「縛らない・くくらない」吊り下げハンガー」ですと、くくらずに飾ることができるので、傷みを最小限にできます。

また、そういう形状のものを自分で針金などで作ってみるのもよいですね。



Q.葉がちぎれちゃった!大丈夫?

A.ちぎれても、ある程度の長さを保っている個体であればまだまだそこから育ちます。

また、細かくちぎれてしまったら仕方ないので、他の植物などにからめたりしてアレンジに使っちゃいましょう。


Q.冬場に水やりの回数を控えめにしていたら、枯れてきました。

A.冬場は、水は少なめでも問題ないのですが、

室温が20度前後をキープしているのであれば、春夏と同等量の水をあげたほうがよいでしょう。

また、エアコンやファンヒーターの風が直接あたっていると、枯れる原因になります。

その場合も飾る場所を移動しましょう。

また冬場は、春夏と比べ日照角度がかなり傾きます。夏場はよく陽にあたっている場所でも、

冬になると全然陽が当たらないようなことがあります、その場合は、飾る場所を移動させましょう。


Q.毎日たっぷりお水をあげてたのに、気づいたら中の方が茶色くなってきた。

A.蒸れてしまったのでしょう。

お水のやりすぎ、というよりは風が足りないのだと思います。もしくは、ウスネを密集させすぎて

中のほうまで風が届いていないかもしれません。すこし間引いて風通しを良くするといいでしょう。



Q.室内でもうまく育てたい!

A.窓辺で育てると良いでしょう。水やり後は窓を開けたり、

扇風機を回すなどして風通しを良くしてください。

ぜんぜん陽が当たらないよりは、少しぐらいなら直射日光が当たる場所のほうが良いかと思います。

日光がまったくない場所も、枯れる原因となります。


Q.花は咲くの?

A.ウスネオイデスには花が咲きます。

そんなに華やかな姿ではありませんが、咲いているのに気づいたときは、とても幸せな気持ちになれます。

咲きやすい時期は4月〜8月くらい、咲かせるにはたくさんの日光と水浴びが必要です。

特に冬から春にかけてよく日に当てるようにすると良いですよ。



Q.ウスネオイデスの茶色くなった部分、どうしたらいいですか?

A.そのままでもいいですが、見栄え的に気になるのであれば切ってしまいましょう。

新しく束ねる時に、たくさんの量をきつく束ねると中心部の風通しが悪くなり、枯れ込みやすいので、優しく束ねてください。

もしくは当サイトの吊るし金具のように、きつく縛らないような器具を使うと傷みにくくてよいですよ。



Q.ウスネオイデスって種ができるの?

A.綿毛のようなふわふわの種ができます。種から手のひらサイズに育つまでは約5年くらいと言われています。


以上、
よくうかがう ご質問をまとめてみました!
それぞれの環境にあった自分なりの育て方をマスターして、
頑張ってモフモフ増殖を目指しましょう。